世界各国の港でコンテナ貨物の積み降ろしに活躍しているクレーンで、1時間当たりの作業能力は、30〜40個積み降ろしをすることが出来ます。

コンテナクレーンは、ガントリクレーン、橋形クレーン、或いはキークレーン(Quay Crane)と呼ばれることもあります。 国内のコンテナクレーンは、港湾管理者や埠頭公社等によって、東京港をはじめ44の港に268台(平成16年3月31日現在)が設置されています。なお、コンテナクレーンの仕様(大きさや吊上げ能力等)は、コンテナを運ぶ船(コンテナ船)の大きさに対応して異なります。

国内における最大のコンテナクレーンは、平成13年2月、横浜港本牧ふ頭に5台設置されたもので、その仕様は下図に示すとおりですが、上海港をはじめ国外の多くの港でも、競ってこの様な大型(メガ)コンテナクレーンが設置されております。

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